先日、湯郷交流センターで自然エネを活かした
地域活性化のシンポジウムに先立つ基調講演で
認定NPO法人環境エネルギー政策研究所長、飯田哲也
さんの講演がありました。
国際的なエネルギー事情に目を転じると斜陽となりつつある
原子力や温暖化と産出ピークで縮小が避けられない石油・石炭
とは対照的に自然エネルギーは「第4の革命」呼ばれるほどに
脚光を集めています。
ドイツでは自然エネルギーが原子力と逆転
しているようです。
中国でも風力、太陽光が増えています。
ドイツでは風力・バイオマス・太陽光
エネルギーシフトを自然エネルギーに下記のように
いろいろ効果があります。
世界のお金は 自然エネルギーに向かっている。
自然エネルギーの価格は時間とともに下がる。
2013年は風力発電35基分太陽光37基分、
将来は風力だけで原発分のエネルギーが出来るかも
飯田さんは地域分散型のエネルギー発電会社をつくること
大企業など他地区からつくる(植民地型)発電会社でなく
自分たちで事業を行った場合は自分たちで仕事をつくる
チャンスなのです。たとえばメガソーラーをつくると、だいたい
3億円かかるとします。これを東京の商社がやった場合、
おそらく村に下りてくるのは1000万か2000万の手間
仕事だけです。自分達で事業を行った場合は計画段階
から付加価値の高い仕事が地域に生まれます。融資
計画を立案する人、調査する人、弁護士、司法書士、金融
機関ちょっと考えただけでこれだけの仕事が村で必要に
なるわけです。大事なのは
「地産地所有」なのだということです。
村の人達が発電を行いその収益も自分たちのものにしないと
意味がない。これからは「地産地所有」を目指したほうがいい。
私の感想で
世界では自然エネルギーに
向かっている。
日本も地域分散型のエネルギーを 北海道、青森、秋田、
石川県風力発電、やまぐちでソーラーファンドも出来ている
原発でなく安全な自然エネルギーの方向にすこしずつでも
増えているようです。