2012年3月30日金曜日

市民放射能測定について

昨日 福島県から岡山に避難している大塚さんが「せとうち市民放射能測定所」
開設されて測定されると聞いて見学に行きました。
屋根に太陽光のパネルを掲載して電源を確保しています。

 車に測定器を掲載してパソコンに測定結果が出ます。
 福島原発の事故により放射性物質が広範囲に降り積もってしまいました。
海も大量に汚染してしまいました。 この中国地方では全くその被害は
ないのでしょうか?産地が明確なら個人の努力で内部被爆を避けることが
可能です。しかし加工食品はどうでしょうか?それに魚介類はどうでしょうか?
スーパーへ買い物に行った時、汚染されていないか、不安を感じることは?
放射能受けやすい子供たちには、健全な食べ物をとってもらいたいと思う
のは子を持つ親でしたら当然のことです。
放射性物質について岡山でも不安に思っている人たちが
たくさんいます。そこで子供達の健康不安の解消と、食品の安全意識
の向上のため、岡山でも市民放射能測定所を開設することになりました。
以上が大塚さんが 「せとうち市民放射能測定所」設立の趣旨です。
測定所では独自に月に20~30試験体の食品を購入し、測定結果を
会員に公表していきます。

            カツオの測定準備 包丁で切る
 計量容器に入れる
                    重さを計る

きのこの生産者が「黄金たまも」のきのこ

本日測定したカツオ、サンマ、こんにやく、きのこ
からは放射能は検出されませんでした。
よかった。でも、この国は国民の生命を守ると
いうことがない。命より経済優先、
命があってこそだと思いますが? 
これだけの被害があっても原発を政治判断で
再稼働を検討する。政治判断できるのは
国民の生命を100%守れる保証があってこそです。
政治判断で決めることではないと思います。

3 件のコメント:

  1. 自分とこの放射線量を計測することはやらねばならぬこと。
    互いに産地ごとで手を携え、情報交換することを。相互信頼の原則で。

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    1. ほんとうに情報交換が大切だと思います。岡山は遠いからと安心して遠いひとほど無関心で先日、沖縄で給食のきのこから放射能が検出されたそうです。
      私達の世代はよいのですがこれからの孫やひ孫の世代には安全な食料を供給しなければと思います。

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  2. 久しぶりにお邪魔しました。

    いろいろ挑戦してますね。
    街のことやエネルギー、そして食の問題。
    どれもこれも、日本が抱える大きな問題。

    ここにくるといつも「負けてらんねぇー」と思います
    がんばります

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