2011年2月15日火曜日

新田むらづくり

  先日、新田地区視察しました。
鳥取県智頭町新田地区 峠を越えるとすぐ県境の集落「新田」地区
現在17戸人口48名最近北海道より一家族5人が移住して53人
この村の歴史は江戸時代、享保2年徳川幕府の新田開発により始った
といわれ 昭和25年頃 25戸130人だった人口が2010年には18戸
50人なり高齢化率60%このままでは村が消滅してしまう危惧した住民たちは
全員で立ち上がり、2012年全国で初めて集落全体をNPO法人化したと
して一躍有名になりました。

                       田舎定食 



                 人形浄瑠璃と清流の館
  ちいさな自治体でも自分たちのことは自分たちで主な事業
 1 農林業体験を主体とした都市との交流
 1 新田集落および周辺地域の高齢者支援
 1 講演を主体とした「新田カルチャ講座」
 部落で勉強会をする為、部落の役員が講演してもらう先生の依頼に行っ
て10年間で125回も講演したそうです。著名人も多数講演していただいて
いるようでした。
 1 人形浄瑠璃芝居の上演、及び保存、伝承
 1 田んぼの学校、林間学校、
夏休を利用して1泊2日の田舎暮らし体験や、滞在型の農業体験、
大阪の子供と交流して生物、野鳥、星空の観察などで交流している。
平成12~当初は1000万ぐらい収入があり村に還元されて現在
は観光客が減少して500万ぐらい、ここの村の人が働ける場所。
新田地区の説明してくれた人が…高齢者の人はゲートボールや
グランドゴルフをどこでもしているがそれが悪いとはいわないが
せめて週の内1日でもボランテイアで地域にお返しをしたらと
云われていました。そうだと思いました。
江戸末期から明治にかけて人形浄瑠璃芝居の文化が興りました。この
伝統を保存、伝承するため練習に励んでいます。
                  人形浄瑠璃の舞台


               徳島市の著名な人形師の作もあるそうです。










2 件のコメント:

  1. ちいさい部落でもすごいですね?

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  2. パン食って帰るだけでなく、良く交流されていますね。

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